山田 修作プロフィール
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[ 陶 歴 ]
 
1950年 京都生まれ
1975年 京都市立芸術大学陶磁器科卒業
1976 -78年 八木一夫の助手を務める

[ 個 展 ]

1991年 黒田陶苑(92, 94, 97, 01, 03・東京)
1991年 ギャラリー器館(04・京都)
1994年 伊勢丹(東京)
1998年 ギャラリーにしかわ(02, 07, 14・京都)
1998年 土の花(東京)
2000年 一客(京都)
2001年 EN陶RE(神戸)
2003年 あかまんま(05, 07, 09, 11, 14・群馬)
2005年 手児奈(07, 09, 11, 13・名古屋)
     器夢工房出演(NHKBS・総合テレビ)
     ギャラリー猫亀屋(11, 13・大阪)
2011年 ギャラリー恵風

[ 掲載書籍 ]

2001年 クロワッサン8/25号
     炎芸術No.68 <京都、陶芸の現在形>
     つくる陶磁郎19 <電気窯でここまでできる>
     炎芸術No.92 <酒器を極める>
2009年 炎芸術No.98 <型やぶりな織部>
2013年 別冊炎芸術 <志野と織部>

[ 職 歴 ]

1979年 同志社女子中・高等学校美術科非常勤講師(2013)
2003年 大阪産業大学環境デザイン学科非常勤講師(2006)
山田 修作




<作家碗からひとこと>
 

たとえ大きな作品でも重々しく見えることを嫌う山田修作は、軽やかに涼しげに風を感じさせる器をつくる。

山田が考える軽やかな器とは、実際に器が薄いとか軽いとかではなく、風が器の中を通り抜けてゆき、空気が動いてこもらないということである。

これは彼が生まれ育った京都の町に強く影響されたと考えられる。

蒸し返すような夏の京都、しかしいったんお寺や京町屋に入るとなんとも言えない涼しさを感じる。

風通しのよい建物空間から感じられる「空気が動いている」という感覚が、見事にその作品に体現されている。

いらぼと呼ばれる黄色の釉薬と織部の緑、そして白の三色しか使わず、形は手火びねりで創られ、どれもどこかに遊び心が感じられる。
山田 修作_作品

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